2019-03-29

一生に一度だけ死者と再会できるなら

辻村深月さんの「ツナグ」を読んでいます。もしも、一生に一度だけ死者と再会できるなら、あなたは誰に会いますか?
私は、

 「ツナグ」の内容(「BOOK」データベースより)

一生に一度だけ、死者との再会を叶えてくれるという「使者」。突然死したアイドルが心の支えだったOL、年老いた母に癌告知出来なかった頑固な息子、親友に抱いた嫉妬心に苛まれる女子高生、失踪した婚約者を待ち続ける会社員…ツナグの仲介のもと再会した生者と死者。それぞれの想いをかかえた一夜の邂逅は、何をもたらすのだろうか。心の隅々に染み入る感動の連作長編小説。



もし一度だけ死者と再会できるなら、私は迷わず父を選ぶだろう。
父を見送った時、出来る限りの事はしたと思えたけれど、それでも後悔がたくさんある。最後に父が何を言いたかったのか聞きたい。一生懸命伝えてくれようとしていたのに、どうしても聞き取れなかった。あとで、と思ったけれど、もうあとはなかったのだ。

昔なら父と母だと絶対に母を選ぶと思ってた。
でも母とはお互い言いたいことを言っているし(たぶん)、今も出来る限りの事をしているから、聞きたいこと、伝えたいこと、心残りがあるのはきっと父の方になると思う。

一生に一度だけ死者と再会できる、なんて事は実際には起こらない。だから、いつ会えなくなっても後悔しないように、今できる事は今 全力でした方がいい。






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